「橋りょうやトンネルといった道路構造物の設計、施工、維持管理がテーマです。コンクリートやアスファルトなどの材料および鉄筋コンクリート構造に関する実験研究、地方自治体との連携による、効率的な橋梁メインテナンスサイクル確立を目指した実践的研究などを行っています。
「今日渡った橋は明日も大丈夫」と思っていませんか?戦後の高度経済成長期に数多く造られた橋の老朽化が進む一方、少子高齢化で技術者も予算も足りません。当研究室では、自治体や企業と一緒に点検デモや実験を行い、もっと効率的で確実にインフラ維持管理ができる技術やシステムの開発、技術者の育成に取り組んでいます。
大学のコンクリート実験室や企業の研究所などにおいて、コンクリートやアスファルト、鉄筋コンクリート構造に関する実験研究を行っています。
地方自治体と連携し、老朽化する橋梁の効率的な維持管理手法について研究しています。
橋りょうやトンネルの建設や補修補強の現場、建設資材工場、生コンプラントなど、様々な現場の視察を行い、体験型の学習機会を多く設けています。
上記現場視察の他、道路橋の点検デモも行っています。橋の点検結果については、GIS(地理情報システム)を使ってデータベース化し、青梅市や世田谷区等自治体と連携を図っています。その他の地方自治体や大学とも、主に橋梁維持管理に関する共同研究を行っています。
国士舘大学理工学部まちづくり学系は、土木工学をベースとし、空間デザインの知識と技術を身につけることができる全国でも数少ない学系です。
実務経験の豊富な教員による実践的な教育も特徴で、都市デザインや公共空間デザイン、防災まちづくりや構造物の維持管理など、これからのまちづくりに必要な知識と技術を学ぶことができます。
各教員が関わるプロジェクトに参加することで、在学中から実際のまちづくりに関わり、実践力を身につけることができます。