都市や地域の計画やデザイン、街路や水辺、駅前広場といった公共空間のデザイン、橋梁や河川堤防といった土木施設の計画・設計・施工・維持管理など、住む人々が安全・安心で生き生きと暮らせる「まち」をつくるための学問です。
図面の作成方法やスケッチ・模型などのデザイン表現の基礎、都市や公共空間のデザイン手法、構造物の設計技術や維持管理手法、地震や洪水などの自然災害を防ぐ技術など、これからのまちづくりに必要なデザインとエンジニアリングを学びます。
まちの構想から運営を担う公務員、鉄道や高速道路事業者、公共空間や土木構造物の調査・計画・設計を担う建設コンサルタント、工事を担う建設会社、エリアマネジメントを担うまちづくり会社、建物のリノベーションを担う建築家などで活躍できます。
洪水による水害、地震による地滑りなど、自然災害の被害を抑えるハードやソフトの技術を学びます。高い防災力と、魅力ある地域づくりを両立する防災まちづくりの技術を身につけます。
人が主役のまちを実現する計画・設計技術と空間デザインを学びます。実際の都市を対象とした設計演習やフィールド演習を通じ、実践的なデザイン力を身につけます。
橋や道路などインフラの設計や維持管理、AIやデジタル技術を使った建設DXを学びます。実験や演習、フィールド調査を通じ、愛される構造物を創造、維持する技術力を身につけます。
国士舘大学理工学部まちづくり学系は、土木工学をベースとし、空間デザインの知識と技術を身につけることができる全国でも数少ない学系です。
実務経験の豊富な教員による実践的な教育も特徴で、都市デザインや公共空間デザイン、防災まちづくりや構造物の維持管理など、これからのまちづくりに必要な知識と技術を学ぶことができます。
各教員が関わるプロジェクトに参加することで、在学中から実際のまちづくりに関わり、実践力を身につけることができます。
1~2年次では、都市計画や都市デザイン、景観デザインや交通システムといった、まちづくり分野の基礎知識や技術、製図やCAD、パースや模型などの空間デザイン表現、構造力学や土質力学、水理学など土木工学の基礎技術を習得します。
3~4年次では、まちづくりの重要テーマである、「防災」、「デザイン」、「環境」、「社会基盤工学」に関するより専門的な知識や技術を習得するとともに、「公共空間デザイン演習」「まちづくりフィールド演習」などの演習科目群、「卒業研究」を通じ社会で活躍できる実践力を養います。
また全学年を通じて、アクティブラーニングを取り入れた講義や演習により、創造力や思考力、コミュニケーション技術やプレゼンテーション技術が自然と身につくように工夫しています。
まちづくり学系で開講している講義を紹介します。
まちの将来構想から運営を担う公務員(官公庁)、鉄道や高速道路などの事業者、公共空間や土木構造物の調査・計画・設計を担う建設コンサルタント、実際の工事を担う建設会社、エリアマネジメントを担うまちづくり会社などで活躍しています。大学院への進学も推奨しています。
二級建築士・木造建築士*1、技術士*2、技術士補、測量士*2、測量士補、1級・2級土木施工管理技士*2、ランドスケープアーキテクト(RLA)*2、1級・2級造園施工管理技士*2、コンクリート技士*2、地盤品質判定士*2、地盤品質判定士補、土地家屋調査士、1級土地区画整理士*2、特別上級*2・上級*2・1級*2・2級土木技術者*2、防災士 など
*1は、指定する科目を取得することにより実務経験0年での受験資格が得られます。
*2は、卒業後に資格ごとに定められた実務経験を経て受験資格が得られます。
2024年度卒業生51名の進路状況です。みなさんのご活躍を応援しています!
国士舘大学 4名
国土交通省関東地方整備局、東京都庁、千葉県庁、世田谷区役所、北区役所、柏市役所、さいたま市役所、草加市役所、越谷市役所、狭山市役所、足利市役所、中井町役場
東日本旅客鉄道(株)、小田急電鉄(株)
NEXCO中日本ハイウェイエンジニアリング東京(株)
東京水道 3名
エイト日本技術開発(株)、大日本ダイヤコンサルタント(株)、中央コンサルタンツ(株)、(株)片平新日本技研、(株)トーニチコンサルタント、開発虎ノ門コンサルタント(株)、日本エンジニアリング(NEK)(株)、(株)日測、(株)スリーエスコンサルタンツ、白水社
三井住友建設(株)、東急建設(株)、SMCシビルテクノス(株)、東綱橋梁(株)、(株)NIPPO 2名、宮川興業(株)、あすか創建(株)、土志田建設(株)、島村工業(株)、エクシオインフラ(株)
(株)長谷工不動産、住友不動産販売(株)、大和ハウスリアルティマネジメント(株)、スターツCAM(株)
大学時代は、『ひと中心』の公共空間デザインに主眼をおきながら、土木工学について学びました。現在は、建築物とセットで取り組むことが多いですが、建物計画前の造成設計から、まちの景観や建築と調和した外構計画、都市の再開発など、さまざまなまちづくりに取り組んでいます。
土木の技術職で入庁すると、まちづくりや公園に関わる都市部、道路の計画や設計に関わる道路部、河川や下水道に関わる下水道部などに配属されます。私は今、道路部の自転車政策課に所属し、安全で走りやすい自転車の環境整備や、市営駐輪場の維持管理などを担当しています。
※コンテンツを準備中です。
求人のお申し込み、インターンシップの情報は下記メールアドレスにお送りください。
machidukuri@kokushikan.ac.jp