大学時代は、『ひと中心』の公共空間デザインに主眼をおきながら、土木工学について学びました。現在は、建築物とセットで取り組むことが多いですが、建物計画前の造成設計から、まちの景観や建築と調和した外構計画、都市の再開発など、さまざまなまちづくりに取り組んでいます。
土木の技術職で入庁すると、まちづくりや公園に関わる都市部、道路の計画や設計に関わる道路部、河川や下水道に関わる下水道部などに配属されます。私は今、道路部の自転車政策課に所属し、安全で走りやすい自転車の環境整備や、市営駐輪場の維持管理などを担当しています。
国士舘大学理工学部まちづくり学系は、土木工学をベースとし、空間デザインの知識と技術を身につけることができる全国でも数少ない学系です。
実務経験の豊富な教員による実践的な教育も特徴で、都市デザインや公共空間デザイン、防災まちづくりや構造物の維持管理など、これからのまちづくりに必要な知識と技術を学ぶことができます。
各教員が関わるプロジェクトに参加することで、在学中から実際のまちづくりに関わり、実践力を身につけることができます。